「家具の上や壁などに小物や額を飾るのだけれど、どうも上手くいかない」という悩みをうかがうことがよくあります。家具とその上に飾るものとは、一体感があるようにまとめるとぐっと部屋が引き立ってきます。いずれも、目線の高さと重心やボリュームのバランスがキーポイントになりますので、いくつかのケースについて改善方法をご紹介します。
@横長のチェストなどの場合:家具に安定感があるのでそれに負けない、ある程度のボリューム感が欲しいところです。量は3分の2くらいを目安とするとよいでしょう。小さい物をたくさん飾る場合は、上に額などをあわせて一体感を出すとごちゃごちゃせず、全体がまとまりやすくなります。写真立てなどたくさん飾るときも大き目のランプを一つ置くなど「注目点」を置くとまとまりやすくなります。
A腰より高い家具の上に飾る場合は大きすぎるもの、長すぎるものは禁物です。重心が高すぎる(上の方が大きく重い感じ)と落ち着かない印象となりますので高さは押さえ気味に、目線の高さに見せたいポイントが来るように合わせます。
センスよく見せるには、やはりコーナーごとにテーマを決めて、雰囲気をまとめることが大切です。色をそろえることも重要なポイントです。ほんのちょっと飾り方や位置を変えることで「好きなもの」がより素敵に見えるといいですね。
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