11月26日〜29日に東京ビッグサイトで「インテリアトレンドショー」が開催されました。年に一度の国際インテリア総合見本市であることから、私もメーカーの最新情報を仕入れに足を運んでみました。
会場内には生活スタイルや年齢層別にテーマを設けたインテリアコーディネート提案ブースのほか、カーテンや壁紙、塗り壁材料、塗料、敷物、床材など、各メーカーの展示ブースも多数並び近年にない大々的な催しになっていました。
特に近年、自然素材への関心が高まり浸透してきたこともあって、新しく開発された商品の展示や紹介に力を入れた企業が多く見受けられました。例えば壁材料では、ビニールクロスに代わる素材として布製のクロスや、珪藻土でできた壁紙、漆喰シートなど、各社研究をかさねてデザイン、施工性ともに日々進歩しているなあと関心することしかりでした。
塗料に関しても、環境に負荷がなく安全な木材用ワックスや、100%安全な成分でできている塗料など、特に目を見張るものがありました。商品化されるのはもう少し先というものもありましたが、これだけ多くの素材のバリエーションがあれば安全性を危惧することなく、もっと個性的に、無限のインテリアデザインを楽しめる時代が来るはず。私たちコーディネーターも、それに負けずに進歩し続けなければ、と思いも新たにし会場をあとにしました。
|