ガラスは、コップなどの器や、窓などに使われていて私達にとってはごく身近な素材ですが、自分でガラスそのものを切ったり貼ったりといった加工が難しいため、つい敬遠される素材でもあります。しかし、その透明感のある繊細な美しさは、他の素材にはない特徴です。壊れやすいこと、冷たく結露しやすい、といった欠点は、「強化ガラス」や「合わせガラス」「ペアガラス」などのように機能を加えることで、様々な用途に使用できるようになりました。
ガラスの種類も色々で、町のガラス屋さんに行ってみると、その種類の多さにきっとびっくりすることでしょう。
板ガラスの使用方法として例をあげると、古い陶器製の火鉢の上にトーメイガラスのせると(写真@)下の模様の美しさを活かしたテーブルになります。また、天板が少し汚くなったテーブルも「すりガラス」や「スモークガラス」をのせる事で、新しさが取り戻せる上、ひと味違った印象に早変わり。適度な厚さや加工寸法などは気軽にガラス店に問い合わせてみましょう。
また、これからの季節、窓ガラスの結露に悩むお宅も多いはずです。今のサッシをガラスだけ結露しにくい「ペアガラス」に替えることができます。思ったより簡単にできるので、身近なガラス屋さんを是非のぞいて見て下さい。
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