キッチンについている換気扇。最近のものはずいぶん性能も良くなり、掃除もしやすく音も静かになっていますね。普通は加熱調理機器(ガスコンロや電気調理器)の上についていて、換気扇フードと呼ぶ「カバー」で本体が覆われています。しかし、実は写真のように、吸い込み口だけが周辺(器具のすぐ前側)にあり、換気扇本体は外につけるものもあります。焼肉やさんで見かけますが、焼き網の脇から煙を吸い込んでゆく、あの方式です。実は20年も前から発売はしていますが、なかなか取り入れるお宅は少ないようです。
写真のお宅は、アイランドキッチンですが通常は天井に取り付ける「センターフード」のかわりに、この床下排気(グリーンハイキ)を採用しました。「天井面をすっきりさせたい」というご希望での採用でしたが、期待以上に吸い込み効率がよいことや、音も静かで、掃除も楽、など良いことづくめ。
残念ながら、システムキッチンに組み込まれることができないため別工事になることや、価格が少し割高であったりするので、採用したい時は建物との取り合い等をよく検討した上で、ということになります。
@天井面がすっきり。
A吸い込み口とガラスのカバー。(グリーンハイキ)
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