固定的な間取りではなく、空間を広く取って家族の年齢やライフスタイルに応じて、自由に間仕切りを変えられるのが、
可変型住宅です。この考え方をもっと簡単に実現でき、目的に応じた収納量も確保できるのが、「収納家具で仕切る」ということ。例えば、子供部屋。小さい時は一つの部屋として、ある程度大きくなったら2つに仕切ると言う時、大掛かりな工事をするのではなく、移動可能なロッカーやベッドといった家具を仕切りに使うことが可能です。写真は自由に部材を組み合わせることができる「システム家具」ですが、縦・横・高さのサイズやアイテムが無数にあり、家族と一緒に成長する家具といえるでしょう。仕切る高さも天井までとか、目の高さに、とか、選ぶ部材によって変えることができます。実際私も同様のシステム家具を愛用していますが、何度引越ししても、組み換えや買い足しをして、スペースや目的に合わせて使い続けることが出来ています。長年使うのが前提の家具なので、飽きのこないデザインで、ある程度信頼の置けるメーカーの物が良いでしょう。単体の家具に比べて少し値段は張りますが、必要なだけ買って、成長とともに買い足してゆくというのも、無駄のない賢い選択だと思いませんか?
写真2枚
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