2016.10
ずいぶん間があいてしまいましたが、
飛騨高山に研修旅行に行った時の続きです。
当店でも取り扱い・展示させていただいている
シラカワのショールームも見学に伺いました。
2014年に移転新築オープンをし、まだ新しいショールームを拝見。
まず目に入ったのは、3m程あるブラックウォルナットのダイニングテーブル。
フェルメールチェアを8脚ゆったりと配置してあり、
かなりボリュームのある贅沢なダイニングです。
緩やかなカーブを描いた高さのある背もたれが全体のバランスをとっています。
(このフロアは2階にあるので、搬入には苦労されたでしょう。。
吊上げて窓から搬入だろうか。と別の視点でもみてしまいました。)
こちらはラプトのLDダイニング。
通常のダイニングテーブルの高さよりも5センチ低く
またチェアも座面が広々としていて、
食事以外でもこの場でゆったりと過ごしていただくイメージでデザインされています。
写真の展示品はブラックウォルナット材です。
カーサショップにはレッドオーク材の展示があります。
また全然イメージが違ってナチュラルな雰囲気になります。
※※残念ながらこちらの張地は廃番になりました※※
現品限りとなりますので、気になる方はお早めにご連絡ください。
シラカワショールームに戻りますが、
匠木工のベンチソファがあったり、
新作のTVボードの展示があったり。。
なかなか現物をみられる機会がないので、たくさんみてまわりました。
と、見て回ることに集中しすぎて毎度ながら
ご紹介できる写真を撮り忘れたことを猛反省しております。。
皆様も高山に行かれる機会があれば、
近場にたくさん家具メーカーがありますので、
ぜひ家具ショールーム巡りをしてみてくださいね。
高山はまちの雰囲気が島根と似ていて、
時間のながれがゆったりとした雰囲気で、人も優しく
何度いってもあたたかく迎えてくれるような気分になります。
そんな場所だからこそ良いモノづくりができるのだなぁと
つくづく思ったそんな締めくくりでした。
2016.09
9月初めに創立70周年を機にリニューアルオープンされた、
日進木工のショールームを見学しに飛騨高山へ行ってきたので
その様子をちらっとご紹介します。
併せて、飛騨の家具フェスティバルも開催しており、
様々な家具メーカーのショールームも廻り、たくさんの家具を見てきました!
リニューアル後は、今までの木の温かみのある内装からガラッとかわり
コンクリートの床や壁があったりと、
異素材の空間が面白い内装に仕上がっていました!
照明のセレクトも非常にこだわっておられ、ショールームの隅々まで見て楽しめました!
一部カフェスペースになっています。
実際に日進木工の家具を使用して体感できる素敵なコーナー
グレイッシュな塗装は新たな試みだそう。
ヨーロッパでは近年グレーカラーがトレンドとなっており、
いろんなメーカーでよく目にするカラーです。
イスの張地もグレーで。
ホワイト系の床材の住宅が増えていますので、合いそうな感じです!
新しく加わった張地がコティチェアに張られていました。
木部はグレーの塗りつぶしで色の組み合わせが可愛いです!
背もたれの笠木の曲げ部分がなんとなくYチェアと重なるような~
座り心地もすっぽりはまる感じがいいです◎
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カーサショップでは現在、日進木工家具展示会を10月10日まで開催中です!
通常置いていない商品も期間限定で展示していますので
ご興味のあるかたは是非ぜひ、ご来店ください♪
お待ちしております。
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2016.06
カーサに展示で置いている日進木工さんの「WHITE WOOD」のダイニングセット。
ご来店頂いている皆様にはすでにお馴染みかもしれません。
ナラとウォルナットの2色使いが可愛らしいのはもちろんの事
とっても軽くて持ち運びしやすく
座面はカバーリング仕様なので見た目の良さと機能性を兼ね揃えている人気のシリーズ。
そして・・・
分かりますか?そう!チェアをテープルに引っ掛けておくことが出来るんです!
こういった事をしても壊れたりしません!(笑)最近ではご家庭にお掃除ロボットを導入されているところもあるのではないですか?
お出掛け前にダイニングのチェアをこうしてテーブルに全部引っ掛けておけばお掃除ロボットもスイスイ通る事が可能です。
お掃除ロボットだけでなく人が掃除をする時にも楽ですよね。掃除機などが入りやすいので
この機能を来店された方にお見せすると好評だったりします・・・♥
さてこの人気シリーズに実は新型が登場していました!
それがこちら。
左が従来品。右が新型です。
見てお分かりの通り“背もたれ部分”が広くなっています。
従来品でも身体に合うよう作られているのは確かですが、人によっては背もたれ部分が少し気になると感じてしまうと仰っている方も居られました。
しかしこの新型は背もたれの幅を広く取ることにより背あたりを改善しています。
従来品の背あたりが気になってホワイトウッドを倦厭されていた方には是非座って頂きたいです!
ただ個人的に残念なのはナラ材のみの商品展開との事で、2色使いが大変可愛らしいので
いつかは2色使いでこの新型を出して頂きたいですね。
それ以外は従来と同じ仕様です。サイズが同じなのでカバーは従来品と共通で
先程のテーブルに引っ掛ける、といった事も可能です。
一度ブログで「WHITE WOOD」の紹介を致しましたが
今回は新型についてご紹介でした!
(随分紹介が遅れてしまいましたが・・・)
気になった方はお気軽にカーサまで!見て、触って体験して下さいね☆★
2016.06
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
島根県が梅雨入りしてから約三週間。
今年は比較的に雨が少ない様に思えますが、梅雨明けはまだまだ先・・・。
例年通りだと海の日を過ぎたくらいに梅雨明けの見込みですが今年はいつになるのでしょうか。
しかし、それにしても暑い。夏本番は一体どれだけ気温が上がるのか。今から憂鬱です。
暑い夏を少しでも快適に過ごすためにお部屋の中も衣替えをしてみませんか?との事で
カーサにある展示のカーテンは衣替えしております。
視覚からの情報は大事ですよね(笑)心なしか涼しくなってきます。
前はパープルでしたが夏前ですのでブルーに衣替えです。
最近は多くなりました「逆吊りカーテン」スタイル。すでにブログでも何度も紹介をしております。
両サイドに2種類のレースを掛けているのですが展示してあるのもあって逆吊りスタイルにする時には
高確率で候補に挙がる人気のレースになります。
ちなみにぞれぞれのレースのアップがこちら↓
上側が<FEDE/キャラン>
写真では分かり難いかもしれませんが刺繍糸がキラキラしていて
とてもエレガントな雰囲気です。大きな花柄も素敵です。
(ちなみに同じ柄のドレープもあります)
下側も<FEDE/パオラ>
こちらも刺繍でキャランよりも隙間なく大きな花柄が前面に広がっています。
若干生成り色。
どちらのレースもブログに納品実例をアップしているので見てみて下さい!
後ろの無地の色を変えるだけで印象が凄く違ってみえるので、お部屋の衣替えとしては最適なのではないでしょうか?
もしカーテンの掛替をご検討されている方は候補として考えてみられてはいかがでしょう?
そのほかにもカーテンの種類やスタイルは昔よりも増えてきております。
ご自分の生活スタイルに合わせてカーテンを変える事が出来るので
気になる事があれば是非問い合わせやご来店をして頂いてお気軽にご相談下さい!
2016.02
先日、カーテンとロールスクリーンの納品をいたしました。
打合わせの際にブルー系の生地が良いという事で、
こちらがご用意させていただいたサンプルの中からお選びいただき決定いたしました。
<リビング>
ドレープは川島織物セルコン「フェルタ」シリーズの生地に形態安定加工を施しています。
束ねた時もきれいにまとまり、美しいです。
レースは、カーサオリジナルの生地です。横ボーダーの柄を気に入っていただき採用に。
<ダイニングの小窓>
シンプルに、シングルのロールスクリーンになりました。色はアイボリー。
~ここからは少し専門的になります~
ロールスクリーンを枠内付けにする場合、
どうしても生地と枠との間に隙間ができてしまいます。
(とくに操作側により隙間ができます。)
メーカーのカタログでは、発注する際に窓枠寸法から-1センチ程引いてください。
と書いてありますが、それではかなりの隙間ができてしまいます。
今回は、枠内幅363mmに対し、製作寸法は幅360で発注しました。
(というのも、タチカワのロールは5mm単位での発注のなので、
W360mmか355mmか、はたまた350mmの発注かで考えました。)
W360mmの結果、操作も問題ありません。
プロの方だったらよくある話かもしれませんが、
なかなか一般のお客様には分かりづらいところ。
参考までにブログのネタに載せてみました。
ウインドウトリートメント類は専門性が高いです。
ぜひ、ご相談ください。
2016.02
ツーアクション窓というものをご存じですか?
これは、一般的にドレーキップ窓のことを指します。
ただ、ドレーキップ窓自体市場にはあまり浸透していないので、
名前だけを聞いてもどんなものか想像しにくいですよね。
ツーアクション窓とはTKK APさんから出ている商品の名称で、
「ひとつの窓で、2種類の開け方ができる窓」なのです。
ハンドル操作の位置により、「内倒し」と「内開き」の開き方ができます。
内倒しにした場合のメリットは、
多少の雨ならばあけたままでも換気・通風が可能ですし、
防犯やお子さんの転落防止にもなります。
内開きにした場合は、
掃除のしにくい外側の窓拭きも中から簡単にできます。
また外倒しの窓では不可な外付の日よけや、ルーバーなども取付可能です。
私が実際に窓選びをする際に感じたことは、
外開き窓は通風には最適なのですが、
・雨が降ったら窓の内側も濡れてしまうこと
・網戸が窓の内側にくるので窓の開閉をする際にいちいち網戸を仕舞わないといけないこと
が気になっていました。
また個人的にはトイレなどは特に常に換気を行いたい場所ですが、
外からの視線が気になって窓を開けられないということがあります。
そういった場合に、内倒し窓であれば気にせずにあけられたり
しかも長時間天候を気にせずにあけたままにできる点がすごく良いなと思いました。
ただし、窓を開けると室内側に入ってくるので、
窓枠内に室内装飾(ブラインドやロールスクリーンなど)を取り付けることは不可だし、
そういった面では制約の多いものにはなりますね。
そういったことも踏まえたうえで、窓の計画ができれば、
おすすめできる商品であることは間違いないです。
(※余談ですが、YKK APさんのCMで福士蒼汰さんを起用したものが流れていますよ)
2016.02
過去の物件になりますが、
縁側をリフォームした時の写真がありました。
<BEFOR>
木建具に趣を感じますが、木部分が劣化しているようにも見えます。
当然、気密性はありませんので、隙間風も相当でしょう。
というのも、私の祖父の家も同じような木製の建具の家でしたので。
昨年祖父の家をリフォームをし、サッシに入れ替えると隙間風もなく、
寒さも軽減されこんなにも快適なのかと驚きました。
(いや快適なのは当たり前なのですが。しかしとても過酷な中にいたのだと気づかされました。)
<AFTER>
改装後です。
サッシの入れ替えなど、リフォームをご検討中の方、
お気軽にご相談ください♪
2016.01
あけましておめでとうございます。
カーサは本日から仕事初めです!
昨年同様にイベント開催をしたりしてスタッフ一丸となり盛り上げていきたいと考えております。
皆様、本年もカーサを宜しくお願い致します!
2015.12
今回はカーテンに昇降機能が付いた「シェード」の納品に伺いました。
お引越しを機にシェードを取付。生地やデザインを決める時に以前から気になっていた飾りの付いたシェードにしたいとの事で
裾の部分に「フリンジ」を付けたシェードになりました。
写真が見えにくいかもしれませんが裾の部分に透明の丸いフリンジが付いています。
お部屋が暗くなるのを避けたかったのでシェードも色を合わせて全体を白で仕上げています。
色が統一されてお部屋に広がりを持たせる事が出来ています。
生地は水玉模様が浮き出ていてその周りは少し透けている仕様です。
そして裾のフリンジがゆらゆらと揺れているのが大変可愛らしく
シンプルながら他にはない一つだけのシェードが出来上がりました!
尚、写真は無いのですがこのシェードは生地を畳上げても裾のフリンジが綺麗に見える仕様となっています。
上げた状態でも揺れているフリンジが可愛かったです。
お客様であるK様にも喜んで頂けてこちらも安心致しました。
ご希望を叶えられて良かったです。K様、有難うございました。
今回はシンプルなデザインでしたが組み合わせは色々自由です。
フリンジも種類は他にもありますし今回の取り付けたフリンジの色違いもあります。
シェード自体もスタイルは色々ございますので
お引越しや付け替えの時などの機会があれば是非ご相談下さい!
自分だけのオリジナルを作ってみられませんか?
<プレーンシェード>
・本体生地:FA1645 WH
・フレーム:FA2016 51
・フリンジ:WAFR047 WH
(ラリエットシェード仕様)
2015.10
先日のオーダーカーテンフェアではたくさんのお客様にご来店いただきました。
ありがとうございます。
お客様がお店でお気に入りの生地を見つけられた際のわくわくした表情、
なんだかカーテンって『出会う』感じなのだと思います。
その出会いのお手伝いができて、私たちスタッフ一同嬉しく思っています。
カーテンと一言で言っても、色々なスタイルがありますし、
各メーカーにはたくさんの生地があり、
厚手とレースの組合せは様々で、
そして窓の大きさや形もそれぞれの家で異なります。
既製品のカーテンが手軽で良い時がありますが、
オーダーカーテンの場合はそのお客様一人一人のご希望にきめ細やかに対応できますのでおすすめです。
そんな一例をご紹介します。
カーテン掛け替えのお客様でレースのデザインにこだわりました。
いくつかの案で検討し、最終的にこのスタイルになりました。
お客様と一緒に考えたデザイン!
(※写真はお客様に送っていただきました。)
上部はギャザー仕様で、中央は生地が2枚重なった一体縫製。
柄合わせをしているのでおろしたままでもきれいですが、
写真のように手前の生地をまとめるとアシンメトリースタイルに。
厚手との組み合わせもばっちりでお客様のお家のすてきなインテリアによく合って、
こちらも嬉しくなりました。
K様この度はありがとうございました。
<カーテン詳細>
ドレープ:FT0363(川島織物セルコン)
レース:RC220‐01エルチェ(FEDE)
マグネットタッセル:ローズガーデン(FEDE)
2015.07
前回の続き、まとめ③です。
今回ものづくり展を開催するにあたって、通常展示の他にも豊富な家具が集まるので
告知イベントの他に何か企画をしたいと思い
展示の椅子12脚の中から一番好きなフォルムの椅子と一番好きな座り心地の椅子を来場者の方に投票して頂く
題して「私の一脚」という企画をしておりました。
遅れましたが集計が出来ましたので、この場で結果発表させて頂きます!
全部発表したいところですがフォルム・座り心地の上位3位を発表致します。
~フォルム部門~
<第3位>NATURAL BROWN (NBC-406) Forms(DCC-1131/1132)
シンプルなデザインで日進木工さんの定番チェアNBC-406と
細くておしゃれ、横から見ても綺麗なDCC-1132(写真は肘ありタイプ。肘なしもあります)
どちらも軽くてすっきりとしたデザインです。
<第2位>Geppo(NFC-780)
こちらはカーサに通常展示で置いておりますが人気のシリーズです。
背もたれのカーブと横から見てもおしゃれで素敵だと
座り心地もへこんでいる部分に丁度肘が乗っかるので座りやすいです。
<第1位>White Wood (WOC-131)
日進木工さんのシリーズの中でも人気の高いものです。
ナラ材と肘の部分はウォルナット材を使うワンポイントが可愛さを引き立てています。
椅子自体がとっても軽量で女性でも持ち運びが片手で楽チンなところも良いです。
~座り心地部門~
<第3位>NATURAL BROWN(NBC-403/404) Kukka(KUC-1140)
NATURAL BROWNシリーズの椅子写真は肘ありタイプ(NBC-403)肘なしもあります。
座った時のホールド感が良い、疲れているときにゆったり座れるなど
好評でした。見た目からゆったり感が分かる気がします。
kukkaシリーズは新作。
Geppoシリーズと形は似ています。こちらも背中のホールド感が好評でした。
<第2位>Forms(DDC-1131/1132)
フォルム部門で3位だった椅子が座り心地でも上位に入りました。
写真では分かり難いですが他のシリーズよりも若干奥行が狭くなっているので
背もたれがすぐ近くにあり支えられている感じがあります。小柄な方にも向いているようです。
私も個人的には一番良かったと思っています。
<第1位>NATURAL BROWN (NBC-509/409/410)
座り心地部門で堂々の1位でした。
写真が切れていて申し訳ないです・・・。全体は右側の写真を確認下さい。
こちらは形は一緒ですが座面高さの違う3種類の椅子です。
左から順に420mm・390mm・350mmになります。
一般的に多いのは420mmですが実際座ってみると低い方がゆったりして寛げました。
座面も広くて座りやすく、肘の部分は置きやすいように少し窪んでいるのも良かった、と大好評でした!
見た目より重くないので持ち運び出来ます。お好きなお部屋に持って行って寛いで頂きたいです。
参加して頂いた54名様、大変参考になりました!ご協力有難う御座いました。
今回ご紹介した以外にも様々展示があり惜しくも3位以下になったものもあります。
是非座って確かめて頂きたいのですが、現在は通常展示に戻しておりますので一部置いていない椅子もあります。
フォルム部門で2位だったGeppoと1位だったWhite Wood
座り心地で1位だったNBC-409/410 は展示として置いておりますので
気になった方は実際に座ってみてはいかがでしょう?お待ちしております!
6月20日から7月5日まで開催した「しっかりとしたものづくり展」
改めて開催中、沢山のご来店有難う御座いました。
カーサを通じて日進木工のものづくりの素晴らしさを感じて頂けたのなら幸いです。
これからも、ものづくりの素晴らしさや
良いものに出会う場を提供出来ればと思っております。
本当に日進木工のスタッフの方にもお世話になりました。
有難う御座いました。
2015.07
続きまして「しっかりとしたものづくり展」まとめ②です。
②では27日に開催をした
日進木工 取締開発部長 矢島浩 氏による<家具デザインセミナー>についてです。
当日の様子です。オーナーが司会進行を務め、参加者の方は展示してある日進木工さんの椅子に座って頂き清聴。
様々なお話を聞かせて下さいました。
こういった機会はめったにないのでスタッフである私たちも混ざって聞き入りました。
その家具の開発に至った経緯だったり思いや裏話は聞いていて勉強になりました。
お客様にその家具を説明する上で知識はもちろん大事ですが、その背景である
開発に携わった方のお話を聞けたというのは今後に活かせることだと思いました。
皆さんも矢島氏のお話に耳を傾けながらメモを取ったり質問したりされてました。
本当に有難う御座いました!
続きまして28日に開催した<塗装別のメンテナンス実演>
オイル塗装とソープ塗装の実演。
こちらも講師は矢島氏にお願いしてそれぞれの塗装について
お話聞かせて頂きました。
ソープ塗装はヨーロッパに古くから伝わる塗装方法で
家具などに使用されている木材の木肌の色を
変える事なく自然な色合いが特徴の塗装です。質感も木の温もりが感じられます。
主にブナやナラ、アッシュ材など白木に多い塗装。
ソープ=石鹸が原料なので赤ちゃんも安心です。
一方オイル塗装は木の表面が濡れ色になり艶が出ます。
こちらも木の質感を感じられる塗装です。木材にオイルを含ませる方法で
ウォルナットやブラックチェリーなど濃色材に塗装すると艶も出るので高級感が増します。
写真のYチェアは実際に日進木工の社員さんが使用しているものをお借りし
ソープ塗装を実演しました。
写真では中々分かり難いとは思いますが
チェアの半分だけ塗装して塗装前と後で比較して見てみると
違いが良く分かりました。ソープ塗装のメンテナンスキットと
スポンジとやすりを使い表面の汚れを落とし塗装を塗り込みます。
使い込んでいるだけにくすんでいましたがキットを使うと
汚れも落ち、木の本来の色合いが美しく購入当初の姿を取り戻していました。
ソープとオイルの良さや注意点などが分かる丁寧な説明で楽しかったです。
今回使用したソープ塗装のメンテナンスキットは一般にも発売しているようで
最近はDIYをする方も多いので家具の塗装の違いが分かれば自分の好みに合った方法で
メンテナンスが出来るのではないでしょうか?
参加した方もそれぞれ違いを見て確認出来て良かったと仰っておられました。
私も勉強になりました。
矢島氏には2日間大変お世話になりました!有難う御座いました!
少し長くなりましたので一旦終了します!
次、まとめ③に続きます!